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アメ通43と小泉総理謝罪 [アメ通]

http://news.ft.com/cms/s/cd48ab02-b2db-11d9-bcc6-00000e2511c8.html
小泉総理はやっぱり謝った。無念だ。
謝罪してはいけないのだ。戦略としても間違っている。

昨日配信した、アメ通43をお読みになった方はこの点を片岡が指摘している。
引用すると------------------------------------

総理は「植民地支配と侵略」を全面的に認めて、「反省」と「哀悼」を述べる。そしてA級戦犯が合祀してある神社にお参りする。つまり、相手の大前提を認めて、「だから参拝するな」という相手の結論を否定するのだ。

              これでは勝てない。・・・

引用おわり------------------

小泉総理は靖国参拝、改憲目標、守旧派体制打破、と角栄以降の総理の中でたいへん評価できることをやっている。しかし、本当の歴史認識が足りているというわけではないことを早くから片岡が伝えていたが、やはり、歴史についての勉強不足は未だ同じようだ。
総理就任後、靖国参拝したあと、平成13年10月に盧溝橋にて謝っているがその時点と知識、考え方は同じようだ。
小泉総理よ。アメ通を読め!(読んで下さい)

以下は日経ニュースから
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050422NTE2INK0222042005.html

首相「歴史、反省とおわび」・村山談話引用し中韓に配慮
 【ジャカルタ=四方弘志、代慶達也】小泉純一郎首相は22日にジャカルタで始まったアジア・アフリカ首脳会議(AA会議)で演説した。過去の植民地支配などを謝罪した1995年の村山富市首相(当時)の終戦記念日の談話を引用。「歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切なる反省と心からのおわびの気持ちを常に刻む」と訴えた。政府開発援助(ODA)の拡充に努める方針も伝えた。

 AA会議は、55年にアジア・アフリカ首脳が集まり、非同盟勢力の結集をうたったバンドン会議から半世紀になるのを記念して24日まで開催する。中国の胡錦濤国家主席ら約50カ国が参加。ほとんど国際会議に出席しない北朝鮮のナンバー2、金永南最高人民会議常任委員長も出席する。

 小泉首相は、村山談話に沿って「植民地支配と侵略によってとりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えた」と表明。軍事大国にならないとの決意を示した。関係がぎくしゃくする中国や韓国に配慮したものとみられる。


アメ通37号と38号 [アメ通]

アメ通37と38はナンバリングミスで配信してます。37が最新になります。


アメ通38号では、大胆にも中国は日本を認めつつある。
以下アメ通38より-------------------------------------
 小泉総理の新しい対中政策を一言でいうと、「日本を普通の国として認証しろ」となる。或いは「従前の現状維持 (status quo ante) に戻りなさい」とも定義できる。中国 政府がこれを受け入れていることが判明した。総理は大成功である。
以上----------------------------------
と評しています。

ところが、今週末の中国人の日本大使館向けの投石や日本人経営店への暴動のは激しく、報道も多く大きく取り上げていました。
状況はさらに悪化しており、片岡先生に質問しました。

天安門以降、中国人は中国国内での集会は禁止されているはずですが、こと対日に関してだけはOKという状況で、ますまます日本は暴れれば譲歩すると思っているという見方を変えていないのでは?

ということをメールしたら、以下のメールがきました。


37が君に対する解答だね。あれでも中国は日本との正面衝突を避けているんだ。相手は孫氏の戦法をつかうのでね。 tk

と、いうことで37号を読んでください。


戦闘機F-15、F-16 [アメ通]

アメ通33号(Vol. XI, No. 33 平成十七年四月一日)から引用---------------------------------
先日、ライス国務長官がソウルで出したびっくり発言を紹介したばっかりだが、彼女はニューデリでも続けている。印度のシン首相と会見したライスは、「印度を21世紀の世界的パワーにするような、決定的に幅広い戦略的関係をワシントンは考慮している」と言明した。
-------中略-----------
ライスがニューでリに飛んで、より高度の装備をしたF-16を、より多数インドに売却すると言い出したのだ。
以上引用おわり--------------------

戦闘機の話はとても重要な政治マターであって、その性能も政治マターとなってくる。わたしもそれほど知っているわけではないが、日本人は戦闘機にうとい。とてもうとい。
仕事でアメリカに行った時のことだが、取引先のアメリカ人と話をしていら上空を戦闘機過ぎていった。見上げて機種名を叫んだ。
また、やや遠方を飛んでいったものを見たときも見上げて機種名を知人同士で確認しあっている。
「あれは○○だ」「いやあの大きさは△△だ」「アーハーン」と。
これまた別の米国人で、そういう場面に数回遭遇したことがある。
「詳しいなあ?」と聞くと答えてくれた。
どの飛行機がどう良いか興味があるのは当然だ。
今は志願兵でまかなっているが、もっと戦争が大きくなると徴兵される年齢がある。俺はそうでもないが従兄弟はその年で去年サインした。
とまあ、こんな内容を話してくれた。機種名がわかりずらかったのはF-16なんかには愛称があるようだった。


上記で紹介されたF-16についてだが、F-15より廉価版という感じだ。
ただし、その差は大きい。
世界最強の戦闘機はF-15である。戦闘上で一回も追撃されたこがないのだ。F-15が予算上買えない国と米国との友好関係上買えない国がある。アメリカは日本、サウジ、イスラエルと緊張の高い国、払える国に与えている。
F-16を持っている国は22カ国で韓国も含まれるが、中国は持っていない。
F-15が買えない国はとりあえずF-16が欲しいとなる。核やミサイルの話ぬきで言えば、F-16すら持っていない国に対しては有利なことは間違いない。

今回、より高度の装備をしたF-16をインドに与えるというはパキスタンのみならず、中国への警告ともなるだろう。
戦闘機の戦闘力の少しの動力性能差は大きな差である。
日本が太平洋戦争で、ゼロ戦を飛ばしてからあっという間に東シナ海を押さえたのは有名な話である。戦闘機同士の戦いでは一機で敵機全機落とすのが可能という世界だ。F-16同士でもチップやその他が変われば大きく変るのだろう。

私の周りでは、車を見たら車種名と何馬力かは大体わかるが、戦闘機の話は中々出てこない。そんな中、F-15に乗っていた元自衛隊員と話したことがある。
「(自動車レースの)F-1で横Gがすごいとか言っているけどF-15はヤバイ。下半
身に血が集まらないようにするスーツ?があっても気分が悪くなるような動力性
能だ」と本当の乗車インプレッションを語ってくれた。引退後ビジネスを起こしてリッチになっていた彼に、そのあと六本木で愛車のフェラーリ345スパイダーを運転させてもらったが、もっと踏めなど言われた。スピードマニアのようだったが、この話は関係ない。


また、中国人と知り合ったときに
「日本と中国が戦争したらどうなるか?」といったら
「日本にはF-15があるので一機だけでも、中国の戦闘機は全部落とされる。今は勝てない」
そういわれたこともある。ザクとシャア専用、いや、ザクとガンダム以上の差
であると言わんばかりであった。
とにかく日本はF-15を200機も持っているのだ。


「イラク戦争は終わった」について [アメ通]

アメリカ通信の読者には旧聞である。今年の1月26日号で既に伝えてある

「イラク戦争は終わった」

今回(Vol. XI, No. 35 )はその補足解説を片岡が加えて配信します。

さて、

「アメリカはイラク戦争に負けた。」
「泥沼のイラク戦争でアメリカ帝国は崩壊する。」

と、いまだに、マスコミ、評論家は言っています。
よく国際情勢が見えておりません。

アメリカ通信では、戦争は終わったことを告げています。
どちらが本当のイラク情勢か考えましょう。
本当の動きの国際情勢はアメリカ帝国の崩壊か?
アメ通読者の方は、真逆の読みが可能でした。

この戦争終結は、第二次大戦の日本と違い、降伏して素直に復興に向かうパターンではありません。イスラム教徒に反抗をつづけるグループもあるでしょう。しかし、反抗をつづけているからまだ戦争中と思っているのは筋違いです。

日本のマスコミは横並びの分析力しかありません。
ホリエモンが「TVはたいした企画をつくってない」というのもわかります。
多くのマスコミはアンチ・アメリカを基本として感情論で記事を書いています。
とにかく、はじめにアンチ・アメリカありきなのです。
アメリカが嫌いでキライでならないのです。
私は反アメリカではいけないと言っているのではありません。
自分の気づかない角度から分析された事項を取り入れられることが重要だと思います。日本の方向を見誤らないようにできることが大切だと思います。

渡部昇一氏はこう言っています。
「現在のアメリカは関が原以降の徳川幕府なんです。大阪の陣があるならこれまでは外様だった人もさっさと徳川と組むことが国益にかなうんです」

みなさんは、どうお思いでしょうか?アメリカの覇権は終わりでしょうか?
私は渡部先生と片岡先生の考え方と同じくアメリカの覇権は長いと感じています。アメリカには複雑な感情はありますが、今日本の経済を安定させることができる国はアメリカです。見習うべきことはたくさんあります。

そういうとすぐ、「アメリカの手先だ」とかいう感情論になる方もいますが、論理的に考えてることが重要です。

まだ、アメリカの力が強いかどうかを知ること。
そして、何が日米関係に必要かを考えることです。

個人的には今や、すきを見て独立して、さっさと再軍備、核武装、憲法改正してアメリカと真の同盟を築くことがベストの選択です。

さらに、渡部昇一氏は、

「国連なんかは大事じゃない。どこかの国を制裁するにもアメリカ軍が行かないとできない。アメリカとさえうまくやっていたら国連なんかどうでもいい。」というようなことを言っていました。


ものごとをいろいろな角度から分析し、自分の思想と照らし合わせて判断していくことが重要です。

日本の新聞、TVをみてもわからない国際情勢を
コンドリーザ・ライス国務長官とテニスをしたこともある片岡鉄哉が分析するアメリカ通信

アメリカの覇権がいつまで続くか?
ここから国家戦略を練るべきです。

アメリカ通信ぜひ読んで、政治や経済を語りましょう。
http://www.tkataoka.com


WT、ワシントンタイムズ、the Other Times [アメ通]

アメ通Vol. XI, No. 28 平成十七年三月十三日
 より引用------------------------
誰よりもアメ通が早かった。WTは世界日報の姉妹紙で保守系
。ニューヨークタイムズと区別するために、the Other Timesと自称する。「
コンドリーサ・ライス国務長官は、昨日、2008年の大統領選挙に出馬すること
の否定を意識的に回避した・・・」とある。
引用おわり----------------------------

WTとはワシントンタイムズのことである。
ニューヨークタイムズと違って、ワシントンタイムズは保守系であり、日本の世界日報も産経新聞以上の保守である。しかし、そのオーナーは統一教会の文鮮明であるところが不思議な点です。

アメ通では大胆にもポスト・ブッシュとして「ライス08年出馬」を予想していたが、ワシントンタイムズが追従しました。


3/10と3/11に27号 [アメ通]

3月10日に27号を送りましたが、片岡の手違い等もあったので27号は10日の分にさらに記事をうわのせした11日の分となりました。


ブッシュと小泉の靖国参拝の予想 [アメ通]

Vol. XI, No. 25では
必ず実現する
小泉とブッシュの靖国参拝
シナリオを考える

とあります。太平洋戦争の真の日米の和解についての解説は熱い。


Vol. XI, No. 22 ホリエモンVSフジサンケイ・ニッポン放送 [アメ通]

宮沢喜一がホリエモンこと堀江貴文・ライブドア社長を応援したらしい。

「気持ちには抵抗があるが、何とか頑張って一生懸命やんなさいと言ってやりたい」。両社の対立は「若い人が年寄りに挑戦」と解釈。

中略---彼の狙いは改憲派であるサンケイグループ潰しであった。 ---------アメ通22より

今の小泉政権の親米、改憲、自衛隊派遣の風潮の中、うさをはらしたか。ザ・護憲。憲法と一緒に死ねると言われる宮沢氏。本来ならば守旧派であり、エリート擁護であり構造改革には反対の立場をに立つ宮沢喜一がなぜ、ホリエモンを支持したかというと、堀江貴文は東大出身だからかもしれない。文学部で中退であるところが気持ちには抵抗があるのではないか?(それくらい、宮沢は東大文一にこだわる男で有名だ)

堀江氏の発言で「産経を経済紙にする」というのはいかがなものかと思う。また、うわさでは、堀江は左翼で故意にサンケイつぶしに来たとかいわれているが、彼にそういう政治的思想はあまり感じない。


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