朝日の変節? [アメ通]
アメ通でも報じられましたが、朝日が方向転換しています。
「小泉が任期を延ばして、改革をガンガン続けろ」という社説だったのです。
これまで、橋本派を支え、もちつもたれつの関係を続けてきた朝日新聞が、橋本派にもはや力がないとわかるや、最近の記事を見ると小泉支持にまわりつつあるようです。改革援護なのだが、橋本派の資金源の粉砕をとなえている。朝日は戦時中まではもっとも戦争を煽った新聞だった。戦後は左にまわったのだが、またも変節かもしれない。まあ、喜ばしいことではあるが、こういう信念のないジャーナリズムは三流以下でしょうね。
評論家でも立場を変えていく人も多いですが、(人間だから考え方は変わるのは仕方がないのだが、)その根拠を示すべきだろう。
またも、アメ通からだけれども、
NYタイムズは左よりなのだが、国民のプライドを傷つけたり、国の名誉を損なうようなことがないように記事を報じている姿勢を指摘している。
左がかっていてもそこらが全く違う。自虐がないのだ。
日本の左翼やマスコミは日本を貶めることに熱中しすぎた。ちゃんと理由のある変節をしない者はパージしていきたいものですね。
ご友人、知人の方へ紹介のお願い [アメ通]
アメリカ通信読者のみなさま。
いつもありがとうございます。
暑い夏、台風、地震と大変な年ですね。
政治も選挙の真っ只中です。
さて、アメ通でも紹介しましたが、9.11の選挙前にテロの可能性がでてきました
ので、外出時、通勤通学時など十分にお気をつけていただきたいと存じます。
さて、今回は読者のみなさまにお願いがあります。
片岡鉄哉のアメリカ通信の読者のなりそうな方を紹介していただきたいのです。
日本は大変な変動期に来ております。
明治維新、太平洋戦争の敗戦につぐ変革期です。
愛国心は大事ですが、現実の世界情勢のなかで、日本がうまく生き延びていくためには、良質の情報とその分析を読むことが重要です。
憲法改正ができるチャンスが訪れているにもかかわらず、その重要度を考えていない人が多い中、一人でも多くの真の国益を考える日本人を束ねていけるようにしたいと考え、ご友人、知人を紹介いただけないでしょうか?
日米関係から日本を見ないと、日本の政治経済が理解できないというのがアメ通のスタンスです。そして、必然的に日米関係になれば、アメ通の独壇場です。
アメリカ通信という世界の新聞にさきがけ日米関係を紐解くメディアを一人でも
多くの方に配信したいと考えております。
まず、無料版という人には、
http://www.tkataoka.com/mag/mag.html
有料版がよいという人には、
http://www.tkataoka.com/order/order.html
があります。
是非ともよろしくお願い申し上げます。
The Little ‘Henjin’ That Could? [アメ通]
アメリカの大新聞が日本認知を始めた。とアメ通にあります。
The Little ‘Henjin’ That Could? 「小さいが出来る『変人』?、ジャーナル[3]
アングロサクソンの童話に “The Little Engine That Could”という
のがある。「小さいが出来る(蒸気)機関車」とは、小型だけれども頑張って山
道を登るシュッシュッポッポの話だ。そのエンジンを変人にもじった洒落だ。小
泉は凄いぞというのだ。
蒸気機関車はアングロサクソンにとっていいイメージなんでしょうね。
機関車トーマスという英雄があるくらいだから、小泉総理も評価されたもんです
ね。トーマス・タンク・エンジン!ユースフル・エンジン!
WSJでは、さらに、
「野党民主党の党首、岡田克也は合衆国と日本との間に距離をおいて、中国
とアジアに接近しようと考えている。更に、小泉氏が如何なる経済政策を追求すべきかについて明白であるのに比べて、岡田氏は何を求めるのかはっきりしない。彼は小泉氏の改革が必要であるという命題に懐疑的らしいのだ」
ついでにアメ通から
ユダヤ人の間に「ホロコースト産業」があるように、日本には「ヒロシマ産業」
がある。その核心のところに自民党の保守本流がある。
世界メディアに先がけた、分析がアメ通です。 [アメ通]
アメ通最新号読みました。
実は、私にとってアメ通は、私の知識不足と簡潔すぎる物言いのために、主張のブレと感じられ、すっきり腹に落ちないことがよくありました。
72の「イラクからの撤退が近い」という主張を、76ではミスと認めて、
「スンニ派さんたち、米軍に投降して恩赦をもらわないと知らないよ。シーア派はこんなに寛大ではないからね。」という解釈を後付けしていました。
また、以前、在韓米軍の家族が引き上げた→アメリカは北朝鮮の爆撃を決意した、今にもそれを実行する、と読めました。そのあと、アメリカに2正面作戦はできないなどと書いてあるのが逆のことを言っているように感じました。などなど…。
77では、ハース論文を受けて、片岡先生自身の失望と焦りが感じられました。
日本の頭越しに米中が手を取り合い、日本の非核化も決まってしまったと…。
ここで74で示した靖国サプライズ+日本の核武装化のアウトラインがぐらついたように見えました。
なんか分かりにくいなぁと感じていた矢先の最新79号。
これですっきり合点しました!
上記はアメ通読者であり、私の後輩からのメールです。
>77では、ハース論文を受けて、片岡先生自身の失望と焦りが感じられました。
こういう流れがでてきたが、結局警告、脅しだろうと結論付けています。
アメ通は、新聞のように、時局を毎日追うので、そのニュースを分析すると、その背後を読み取り、二転三転する可能性がります。
あるニュースに対して、その時点での読みとして、A案だろう。
つづいてB案の可能性がでてきた。そしてCもありうると出すこともあります。
月刊でできるなら、結論を長めの論文で1事項を書いていける。
しかし、週に2-3だすからこれだと思われる可能性を全部紹介することになる。
長く読んでいくと、だんだん流れがわかってくる仕組みになっていて、A、B、C案のうちA案が採用されたという感じの流れになっています。
もっともこれもまた、逆転するかもしれませんが。
為替予測なんかに例えて言うなら、為替を追うときに、円上昇相場だという大きな流れでも、時に切り返す下げがある。その下げの原因も一旦紹介するが、大きな流れは上昇基調です。といった感じです。もし、その上昇基調が崩れるとしたらこれが原因になるかもしれないということは、一応、毎回紹介する。
世界のメディアの中で、日本にかかわる重大ニュースを、もっとも早い分析読みするのが、アメリカ通信です。
イラク内派閥 [アメ通]
アメ通を読んでいてもわかりづらいイラク国内派閥
シーア派--------------------------------------
統一イラク同盟----------------------
ハキム師
ジャファリ副大統領
チャラビ氏
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アラウィ首相
スンニ派--------------------------------------
シーア派も参加する------------------
ヤワル大統領
独立民族党--------------------------
パチャーチ元外相
クルド系--------------------------------------
クルディスタン同盟------------------
タラバーニ議長
バルザーニ議長
戦争準備! [アメ通]
これが最新のアメリカ通信の見出し
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「合戦準備!」日米同盟軍
北朝鮮に先制攻撃の準備
政府ワクチンの準備を急ぐ
「対日攻撃の対処策検討・朝鮮半島有事・政府ワクチン準備など」
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朝日新聞の記事
(核を追う・北朝鮮の迷路:中)武力行使
からのアメ通だが、こういう記事はさすが朝日。
おい、おい、北と戦うのはサッカーだけではないかー。
日本が普通の国になるチャンスだ。
August surprise [アメ通]
アメリカ通信の読者の皆様
次号で片岡教授が小泉構想の全貌を予告します。
小泉はブッシュと一緒に参拝する
August surprise の内容はこれだ
吉田茂体制を転覆する大賭博
ご期待ください。
またも、アメ通で世界中のメディアで最初の予告か?
朝日新聞は、対米追従新聞である。 [アメ通]
新聞の記事が、他社の新聞記事を窃盗していたということは、朝日新聞に限らずこれまであった。目玉コラムの主論文である、天声人語ですら、窃盗してた
こともある。紙面を埋められなかったからという、学級新聞じゃあるまし。新聞記者の苦労?とんでもない。十分に恥ずかしいことだし、プロとしては失格だ。日本車を輸入し、自国のメーカーのエンブレムをつけて、国産だとしている国もあるそうだ。
そうまでして国民をだます。お笑い種だ。
しかし、その新聞社のバックボーンたる論調、新聞社としての論骨子の方向性を外国のメディアに任せているとしたらどうだろう。
そこには誇り高き大新聞の面目はない。恥とか、そういうレベルではないのだ。
小泉を非難すると小泉批判。
ブッシュを攻めるとブッシュを攻める。
中国を叩くと中国を叩く。
韓国大統領をほめるとほめる。
アメリカ通信の昔からの読者なら「朝日がNYタイムズ路線を常に踏襲する」という指摘があり、その流れを何度も感じてきていると思う。
今回、靖国問題で小泉をタイムズが応援したら、すかさず朝日も応援してきた。
アメ通64より引用開始------------------------
タイムズ東京支局のブッルク記者は「ドゥジャーリック国際問題研フェロー」引
用しながら、総理への応援を始めた。 彼は同じ日に二本の記事を書いてくれ
た。
第三弾は朝日
朝日がすかさず合いの手を入れた。29日の「声」欄で「山形県藤島町40歳、主婦 佐藤貴子、「中国の『終戦』いつ来るのか」は言う。「小泉首相の靖国参拝は、戦死した祖父のことを思うと、遺族の子として、率直に心打たれる。
軍国主義を助長するとも思わない」。これは編集方針が転換しているという信号である。
ちなみに、27日の同欄では「なぜこだわる靖国神社参拝」を掲載した。
180度転回である。
引用おわり----------------------------
まあ、またしてもである。
片岡鉄哉はNYタイムズについていう
「この新聞はマンハッタンというリベラルの牙城で女王と自負する政治勢力であ
る。」と。
アメリカのリベラルの支柱がNYタイムズだ。日本のリベラル、進歩的知識人の愛読するのは朝日新聞だ。リベラルつながりなのはまだいい。勝手にしろ、だ。しかし、論調がつながっているとは脳みそを預けているとしか思えない。
ジャーナリストとしての気概はどうした?
結論としては、皮肉な結果だ。面白いことに、
「対米追従外交を嫌う大朝日新聞こそ、アメリカ最大のマスメディアNYタイム
ズ追従」を繰り返すしているのだ。
朝日新聞の心のよりどころは反米ではなく、アメリカ信仰なのかもしれない。
日本のリベラルたちが可哀相になってきた。
アラン・グリーンスパンについて [アメ通]
片岡鉄哉のアメリカ通信 Vol. XI, No. 63 平成十七年五月二十九日 より
アメ通63号からです。
アラン・グリーンスパンについての話があったので解説的に・・・
アメリカ連邦準備制度理事会で通称FRB。ここの議長がアラン・グリーンスパンだ。FRBは日本の日銀にあたる。
1987年レーガン大統領時代から超長期就任している。
レーガン、ブッシュ親父、クリントン、ブッシュ息子と4大統領に仕えるという長さが語るのは、アメリカ財界での信任の厚い。大統領が変わると政策スタッフが変わるアメリカで生き延びたのは金融政策以外にも政治的なものがあったのだろう。
「グリンスパンは、朝4時に起床して風呂に入って新聞を読んで金融政策を考えるスタートとするというユダヤ人マネタリストだ」という新聞記事を夜風呂に入って読んだことがある。
・87年10月に起きた米株価の大暴落(ブラックマンデー)で市場にすばやく、そして大金融緩和をして世界的な信用不安を回避している。
・98年9月にノーベル賞受賞者による必勝不敗、完全無欠のヘッジファンドLTCMが経営破綻したが、ここでも緊急対策、利下げで乗り切る
・平時も常によい意味で予想を外す金利の上下により株価を安定させた。
彼はマエストロと呼ばれたり、彼の金融政策は魔術師といわれている。日本の金融界でも人気は高い。とくに日本の証券界では神のごとくあがめられている。
その理由は
バブルを起こせど、弾(はじ)かせない巧みな金融政策。
だからである。
証券マンは言う。
「グリンスパンが日銀総裁だったら、今でも日経平均は4万円だろう。俺もボーナス、キャッシュで外車が買えたはずだ」
グリンスパンについては実はウォール街では、日本で言われるほど絶大な人気ではない。二枚舌のグリーンスパンといわれたり、及第点といったところだ。
彼が実際気にしていたのは、「いかにバブルを潰さないか」だ。
それは、日本のバブル潰しを見ていたからだ。
日本のような長期デフレにしたら殺されかねないのだ。
もっとも大きな失策があれば、速攻でクビになっただろうけどね。
明日は日本のFRB、つまり日銀と比べたい
アメ通62の森岡発言 [アメ通]
片岡鉄哉のアメリカ通信 Vol. XI, No. 62 平成十七年五月二十八日にのっている森岡発言の新聞記事をつけます
A級戦犯、国内では罪人でない…森岡厚労政務官発言 森岡正宏厚生労働政務官は26日の自民党代議士会で、小泉首相の靖国神社参拝問題に関連し、「中国に気遣いして、A級戦犯がいかにも悪い存在だという処理をされている。A級戦犯、BC級戦犯いずれも極東国際軍事裁判(東京裁判)で決められた。平和、人道に対する罪など、勝手に占領軍がこしらえた一方的な裁判だ。戦争は一つの政治形態で、国際法のルールにのっとったものだ。国会では全会一致で、A級戦犯の遺族に年金をもらっていただいている。国内では罪人ではない。靖国神社にA級戦犯が祭られているのが悪いように言うのは、後世に禍根を残す」などと発言、参拝取りやめを求める中国などを批判した。 この発言について、細田官房長官は同日午後の記者会見で、「政府の一員として話したということはあり得ない」と述べた。その上で「事実関係には種々誤りも含まれ、論評する必要はない。(東京裁判の結果については)日本として受諾したという事実がある」と指摘した。小泉首相は同日、首相官邸で記者団に対し、「今そんな発言取り上げてもしようがない。私の(靖国)参拝とは関係ない」と述べた。 森岡氏は取材に対し、「政府の取るべき立場を申し上げた。首相の靖国神社参拝を後押しする発言が、政府見解と違うということはあり得ない」などと語った。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050526i314.htm
上記は貼り付け--------------------------
ついに、勇気をもった(あたりまえだが)発言が増えてきた。こういう議員がちゃんと増えてくることがとても嬉しい。町村外務大臣にしてもそうだが、右傾化ではなく、こういう発言は、これが中道だ。ニュートラルだ。
シナや韓国、アメリカの政治家なんか日本の政治家と比べたら、日本人の感覚なら全員極右に思えるくらいだってことを認識していなくてはいけない。
それから外国の左の政治家についてだが、国内政策で社会主義的で、弱者保護、公務員重視の政策を取るが、外交面での国益をわざわざ損ねるような発言や動きはそうはしない。
外国諸国の左翼政治家と日本の現在の自称「中道政治家」でも大きく違う。
土井たか子や福島瑞穂や管直人、自民党橋本派なんかはもう極左にも入れてもらえないだろう。
外国に一生懸命謝って、喜んで国民の血税を外国に献上したりする稀有な政治家は日本にしかいない。
そんな彼女らを落として、ノーマルな政治家を選挙で選んでいくしかない。
土井たか子なんか、北朝鮮が理想の国だといっていたんだから、さっさと帰国すればいいのだ。いくらかのお金をもっていけば、将軍様も喜んでくれるだろう。ただし、謝罪して、お金をあげたかったら、自分のポケットマネーにして欲しい。血税はゴメンだ。(ポケットマネーも厳密には議員給与だから血税なんだけどね)
政治家とマスコミ、評論家をもってしまった国民のつらさがやっと改憲を語れる土壌となった。