消えた年金は帰ってこない
官僚、政治家はボーナスを返納して年金問題の禊ぎとしたいようだ。
そんなことで許される問題ではないし、目先を変えられるわけではない。
しかし、安倍首相はとんでもない約束をしたもんだ。
年金処理を一年以内になんとかするなんてムリだろう。
PCを使っている人間ならわかると思うが、紙をもとに入力した時に間違っていたら
元の紙を無くしたらもうおしまいだ。
元台帳の記録である紙がないらしいんだから。ただし、この辺の状況開示もいまいち。
私は最初、これはもう年金は元々破綻しているからわざとこうした問題にして、年金を全員からディスカウントする荒技かと思ったくらいだ。
例えば100ある人も30にするとか、そうやって政府の支払い水準を下げたいというトリックではないか。
そもそも人口が増えるか、好景気をずっとつづけ、運用が上手くいくという条件がからまないと我々世代の年金はない。運用と称して各地の厚生年金でつくった遊園地や保養所などの大型箱物はボロボロだ。これをやったやつらの責任も取らせるべきだ。
今回は管理すらちゃんとしていなかったという想定外の展開だったのだ。
今後年金を払う気がしないという者もますます増えるだろう。
民間ならドロボー、盗人、詐欺といわれ逮捕、有罪となるだろうが、相手が国家だからそうはならない。
とうの社会保険庁も悪気はなかったと開き直っている。それですむかー。こらー。
安倍首相ができることは税金を割り当てて、申請者全員に出すことだ。
しかし、これはさらなる国家破綻への道だ。
①今回の対策では解決しない。
②もともと年金制度はそのままでは人口問題等で破綻する状況
③税金を割り当てて今回までを対応してもそれは国家破綻への道
というなんとも希望のない話ではないか。
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