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「日本はドラエモン抜きのノビ太」論 [その他]

アメ通77でリチャード・ハースの記事が取り上げられた。

、フォーリンアフェアズ誌を発行している、米国外交評議会の理事長である。
ブッシュ政権の国務省で政策企画部長だった。

ハースは、アメリカはパートナーとして、日本をやめて中国を選ぶべきだというのだ。アジアは中国に任せるべきだという。

これは、片岡先生がもっとも恐れていたことだ。
アメ通読者ならことの重大さが、もうわかっていることでしょう。

アメ通読者でない人、そして靖国参拝の意義、日本の改憲、核武装の重要性について解らない人に簡単に説明しよう。

 

日本はドラエモン抜きのノビ太なのだ。
しかも、引きこもりの駄々っ子になってしまった。
いじめっ子のジャイアン(米国)にいじめられたノビ太(日本)が引きこもったのだ。
ジャイアンは「出てきたらいっしょに遊んでやるよ」と言ってきているが、一度いじめられたことを根に持って家からでないで駄々をこねているのだ。
そこにスネオ(中国)がでてきて、「ジャイアン、ノビ太のことは俺に任せてよ」
と言って出ている。最悪の展開だ。
「そんなうじうじした奴は相手にしたくない」と、ジャイアンでなくとも、誰でも思うだろう。

スネオ(中国)は今や成金なのだ。
これからもノビ太(日本)にはドラエモンは与えないと、ジャイアンとスネオで決められてしまう。

「ノビ太のお小遣いをたかってやれ。」と。

今はジャイアン(米国)の天下なのだ。そしてドラエモン抜きのノビ太はスネオに対峙するにはやはり、ジャイアンと友情を築くしかないのだ。ジャイアンの信頼を得て、ドラエモンの使用も認めてもらわないといけないのだ。
にもかかわらず、ノビ太(日本)はスネオ(中国)をいじめた過去を謝ってばかりで、金を貢いでいるし、ジャイアンの親友になろうとしてこなかった。

 

謝罪外交を繰り返すようになって、日本中に本物の駄々っ子引きこもりができてしまった。ニートを量産してしまった。

世の中不条理にできている。厳しいイジメをするやつもいる。だまそうとする奴もいっぱいいる。そんな中でもしっかりと友人をつくって相談もして、生きていくタフさを身につけようと教えるのが本来の教育だと思う。

今の日本の教育の現場はこうだ。

「引きこもっている子どもにはそれなりの理由があるから、周りの大人が見守っ
てやらないといけない。」
「引きこもっている子どもの意見も尊重してあげなくてはならない。」

「幼稚なままで家にいろ」というのでは、まともになれるわけがない。


日本という国も引きこもりの駄々っ子になって社交性がなくなってしまった。
日本は一度キレたから諸外国に守ってもらったり治安も任せようというのでは、
まさに、共産党と社会党の理想の国になってしまった。

親中派の売国奴たちは、これでいいと思っているのだろうか?
彼らが、日本人をノビ太にしたのだ。
日本人は我々の代表者として、知的レベルも低く、物の分別のつかない者を政治家として選びすぎてしまった。
10年デフレが15年デフレになっている。25年デフレになるとも言われている。
が、永遠の本物の衰退が始まったかもしれない。
今のイタリアにローマ人の伝統はあまりないと言われる。イタリア人はローマ人の子孫ではないというのが一般的な見方だ。
昭和一桁生まれの先輩たちがいなくなったら、日本のよき時代を作ってきた優秀な日本人はもうこの日本列島にはいないのではないだろうか。


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T.Osawa(@タイ)

いやはや、もう片岡先生にもあきらめられてしまうような日本ですが、まともだったら、そもそも片岡鉄哉を追放なんかしないでしょう。もう、だめなんですね日本は。期待するから疲れるんです。
中国に飲み込まれたあとのシュミレーション、すでに日本から逃亡している日本人のネットワーク、使い方を考えるべきです。
日はまた昇るんですから。
by T.Osawa(@タイ) (2005-07-03 23:33) 

日本万歳

最新版の片岡先生の報告を読みました。
慄然としました。と同時にこんな重要なことを伝えず、若貴騒動・ヨン様ごときに時間を浪費している大マスコミ・TVへの憤りを感じます。

それも共和党の関係者がこういう提言をしたことが、(民主党ならまだしも)、何よりも衝撃的でした。

>日本人は我々の代表者として、知的レベルも低く、物の分別のつかない者を政治家として選びすぎてしまった。

そうですね。先の東京都知事選挙の投票率が低かったのは若者層でした。彼らは彼らなりに日本の行く末についてあきらめ気分だったこともあるのかもしれません。

この上、天下の悪法「人権擁護法案」が通過してしまえば、もう日本終了です。

>永遠の本物の衰退が始まったかもしれない。

あーあ、これで有能な人の日本脱出準備がますます加速するのでしょうかね?
by 日本万歳 (2005-07-04 21:06) 

梅太郎

片岡先生は一応、
「あの記事はキツイ脅しだ。小泉にプレッシャーをあたえている」と言ってました。少し安心しましたが・・・・。気付かないとシャレになりません。
by 梅太郎 (2005-07-06 15:36) 

日本万歳

アメリカ通信有料版7月6日号を拝読させていただきました。

>少し安心しましたが・・・・。

私もです。もし片岡先生のおっしゃるように推移するならば、上で述べたような日本脱出を考える人は大幅に減少するかもしれませんね。

それにしても既成マスコミではなぜ片岡先生がお書きになるような情勢分析ができないのでしょうか?官邸とか、自民党本部に番記者が張り付いているのみならず、解説委員とか抱えているのなら、それなりの状況分析ができそうなものなのですけどね。素人ながら疑問に思いました。

それにしても普通の一般紙の政治経済の記事って、よく「本当は記者たちはもっと知っていることがあるにもかかわらず、紙面に出ているのはそのごく一部だ」という話を聞きましたが、やはりそういうものなのでしょうか?
by 日本万歳 (2005-07-06 23:32) 

梅太郎

>それにしても普通の一般紙の政治経済の記事って、よく「本当は記 者たちはもっと知っていることがあるにもかかわらず、紙面に出て いるのはそのごく一部だ」

そうですね。知っていることを書かないことがあるのも事実です。ただし、いろいろな人が断片的に持っている情報を推理してウラをとっていって予測するのは、情報を持っている、経験がある、などそれなりの修練がいると思われます。
アメ通読者の方には日米の大新聞の記者はじめ多くのマスコミの方がいらっさしゃいます。内容的には上級者向けになっいます。
by 梅太郎 (2005-07-07 15:11) 

日本万歳

>アメ通読者の方には日米の大新聞の記者はじめ多くのマスコミの方がいらっさしゃいます。内容的には上級者向けになっいます。

そうですか。私もこのサイト、およびアメリカ通信有料版で、しっかり勉強させていただきます。日米の大新聞の記者の中には、もしかしてかの中国びいきのNYタイムズの東京特派員のオオニシ・ノリミツ氏も読んでいるのでしょうか?だとしたら、実にそれはそれで興味深いです。

では、これからも優れた分析を期待しております。
by 日本万歳 (2005-07-10 01:11) 

梅太郎

読者の方のプライバシーは紹介できません。(笑)
by 梅太郎 (2005-07-10 21:49) 

なつみ

国家の引きこもりについてはともかく、子供の引きこもりについては社会的知性の未熟を責めるだけでなく、脳科学的なアプローチからの治療があってもいいのではないでしょうか。ちょっと暴論な気が致します。
by なつみ (2005-07-10 22:03) 

梅太郎

脳の病気については、
①ウツなどは、病気であって、普通の人と同じく扱っても、脳の病気なので自然反発的に直らない。「元気出せよ。」とか、「やる気でいこう。」なんて言ったところで逆効果のようですね。
②しかし、医学は科学でないから、「ひきこもり」についての原因や症状をきっちりと定義できていないとも思っています。カウンセリングによって、自己の存在感を認めてあげて、やさしく、ほめる状態をつくっていったところで数パーセントしか直っていない状況です。悪化をとめて現状維持も多いでしょう。
③私は引きこもりや不登校児については、石原慎太郎都知事や、戸塚ヨットスクールの戸塚宏氏の脳幹理論を支持します。サカキバラや宅間のような家庭内暴力生や、暴走族、不登校児、ひきこもりを600人以上直しています。窮地に追い込むことによって人間の脳のもつ本来の適応力が刺激され直っています。まあ、本物の病気の人間も同じトレーニングさせたから死んでしまった者もいるのですが、トレーニングに耐えられない人間とそうでない人間のその区別がつかない場合があったから起こった悲劇です。その逆で医者が直らないといった子どもも治しています。そういう意味で脳科学が科学といえるくらいの識別力をつけることを望んでいます。
④普段から危機感のある緊張感のある状態のトレーニングをしていれば、かなり人間はストレスに耐えうる強さをつくれると思います。少年期にそれをやらず、暑さ寒さにエアコン、空腹にはおやつを与えられている人がほとんどとなりました。日本では、軍隊や戦場に連れて行かれる強いストレスがない、平和あたりまえイメージのまま、成長してしまったから、学校や職場の人間関係なんかのストレスで「死」や「引きこもり」を選択するようになったのだと思っています。
正確に死を選んだ人の原因はわかりません。しかし、日本は豊かなので、職を選ばなければ、それなりに暮らせるにもかかわらず、自殺者が増えるのは、脳にストレス耐性がないからではないでしょうか。国家の世話になって生きていく社会主義国の中で平和な国ほど自殺者がいます。日本の子どもの目は死んでいますが、途上国なんかは、貧乏でも目つきのいい子どもがいっぱいいるとよくいわれます。今の日本社会はストレス社会だといわれますが、戦前の方はストレスを感じない強さがあったと考えます。それに日本人は対応していた。対応するには、国家に危機感と個人に生死感のある状況をもう少しつくっておくことが必要悪だと思ってます。
⑤ですから、戦争しての戦死者より自殺者が増えたのは、肉体の死より、脳死?が増えたわけで、それも「平和ならとにかくいいという政治」のせいだいかと思ってます。10年でベトナム戦争の4倍死んでいるんですから。戦争したっていいじゃないかという暴論がでてもおかしくない?
⑥脳科学についてはもっと勉強してみたいとも思ってます。回りにもいるし、私もいつ、そうなるかもしれませんし(笑)。私は、自分の子どもが情緒障害、引きこもりになったとしたら、ヨットスクールを選択します。
by 梅太郎 (2005-07-11 17:17) 

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