ODA問題2 [その他]
ODAでバックマージンをもらう。これを発明したのは田中角栄である。日本国内の税収を国内公共工事でやったことを海外でも適用した。この辺は片岡先生が書いている。アメリカ通信をお読みの方はご存知だと思う。
しかし、角栄はそこまで謝ることはしなかった。
かつて、田中角栄が日中国交回復を行ったときは、共同宣言に周恩来首相は「侵略」の文言を入れて、日本に謝罪させようとした。
だが、角栄は元寇で日本を侵略しようとしてことをあげ、周恩来に納得させた。
福田赳夫首相も「侵略」の文字は日中平和友好条約で拒み通した。
それが、だんだん、カネになるからなんでもいいや、謝ってしまえになってしまったのだ。
中国と日本の関係をカネの関係にしてしまったのである。
日本が世界にばらまくODAが、いかに日本のためになっているかを説く評論家なんかもいるが、話にならない。謝ってお金をあげたらいい国交ができるという幼稚な考えなのだ。お金をあげるから、仲良くしてよ。という援助交際をやってきていてはいつまでたっても真の友情はできない。
国内産業をささえるための紐つきODAにしても、それは結局、国内産業をダメにすることになる。税金などからくる予算を頼りにしている企業や、法規制で守られている業界がいかに弱いか、近年わかってきているはずだ。元マルキストはどうも今も自分がマルキストであることが理解できない。
官僚信仰を捨てよ。という人に限ってまだまだマルキストだったりする。
謝罪からはじめるなんていう考え方を見直さないとダメなのだ。
「反日デモ」、「小泉総理との対談ドタキャン」、「『やめなさい』と厳命した」、
など、さまざまなことをかの国はやってくれる。
日本はシナを「君子の国」と勘違いしているのをやめよう。
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