モンゴル力士 [TV]
大相撲千秋楽は朝青龍が勝った。一敗同士が二敗同士になっての優勝決定戦はなんとモンゴル同士。若く体格もいい勢いのある白鵬相手だったが、最後は技と集中力だった。強えぇ。
朝青龍は、相撲界きっての研究家というのを聞いた事がある。ビデオで対戦相手を研究し、取り組みをイメージしているのだ。最後の優勝決定戦前の待合室でも瞑想していた。
体の大きくない、この男は、勝った直後のマゲを結いながらのインタビューでは涙を流していた。16回も優勝しているのにだ。感動したね。
性格が悪いだの、日本人の感情がわかっていないだの言われてきた悪役力士だが、ほんらいの力士のあるべき姿に見えた。
小錦、曙、武蔵丸の巨漢外人勢が台頭してきたなか、若貴はじめ、対抗するため日本人力士はどんどん食って体重を増やした。挙句、強くはなったが、ケガが多くなってしまい、引退を早めた。
あの若貴と朝青龍がどっちが強いかは比べようがないし分からない。
が、今、朝青龍は、平均以下の大きさでもスピードと技、そして集中力で勝てるんだということを見せてくれている。
場外での態度もレスラーのようだが、相撲への取り組み方はNo.1なんだから、もっと彼から学び、ファンも受け入れるようになればいいなあと思う。モンゴルで将来はでれば必ず政治家なれるであろうから、中国に対して親日政権ができるのであれば、それも嬉しい。
2006-03-26 00:20
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(0)
今場所は賞をもらった全員がモンゴル出身でしたね。
私は以前朝青龍を間近で見ましたが(街中で)、あの大きさでも
小さい方というのだから、力士はすごい。。。
by YOKO男 (2006-04-02 14:13)