中国人民元切り上げ

中国の中央銀行である中国人民銀行は21日、人民元の為替制度を対ドルで2％切り上げると発表した。同日現地時間午後7時から、対ドルレートは「1ドル＝8．11元」に変更されており、22日はこのレートをもとに上下0．3％の間で変動を開始する。

意表をつかれた。
たった２％の切り上げなどは、なんでもないが、変動相場というのが大きい。
上昇すれば、今は中国国内では、石油や鉄などの物資購入などもらくになるだろう。だが、世界の工場となっていた工場が逃げていくこともありうる。今投資しているお金は思惑が外れた人はいったん引き上げるだろう。中国は高付加価値のものはつくっていない。安い人件費で安くつくれるだけで技術の高さなどで売っているわけではない。それだけに元が強くなると大きなひずみが出るだろう。

日本人でも元の切り上げをねらって、（やめろというのに）上海のマンションを買っていた友人がいる。彼は喜んでいるにちがいない。
が、自由変動なのだからこれから下がる可能性だってある。

中国政府がこれだけの決断をしたのはアメリカとの友好をとったからなのだろうか？いつかはやらなきゃいけないことだから、圧力がかかる前にと考えてなのだろうか？市場開放はさんざんアメリカに合わせてきた。ついに為替も市場開放したのだ。何でもやるなあ。しかし、これから自由経済市場の洗礼を浴びることになるだろう。

旅行にいってまして更新していませんでした。中国の現状についてまとめをこのブログでやっていきます。カレンダーがあまっている日に入れていく予定ですので見てください。

コメント 3

はじめまして。
アメ通読者です。

>中国の現状についてまとめをこのブログでやっていきます。

楽しみにしております。(^^
by ぱぴー (2005-07-22 09:51) 

スクープ出ました、アメ通よりもだいぶ遅れましたがそのぶん具体的になっていました。

＞　民主と自民が割れて＜新党＞を作る。
＞スポンサーはブリジストンの石橋財閥、党首は鳩山由紀夫に決定。
＞新党には、民主党の自民寄りと自民党の郵政反対族が加わる。
　　発信元―http://www.nikaidou.com/column01.html

ブリジストン、久留米のゴム屋、は民主党が好きなようです（謎）。
石原慎太郎は名前が挙がっていません。
しかし、鳩山友愛くんならば、小泉首相の勝ち。

さて、日本がもしも核武装した場合、中国は本当に核ミサイルを打ってくる、と怖くなりなかなか寝付けない今日この頃。
いかに中国に潜入して中国共産党を崩すか、と考えてみたりしますが、「法輪功」を支援するのが一番という結論に至ったりもする、これ楽。
慎太郎、都知事でがんばれ、出てくるな、と願うばかりです。
by osawa＠raos (2005-07-23 14:25) 

＞楽しみにしております。(^^
旅行にっていて結構更新できてませんでした。たらたらですが、つづけたいとおもってます。いつもありがとうございます。

＞いかに中国に潜入して中国共産党を崩すか、と考えてみたりしますが、「法輪功」を支援するのが一番という結論に至ったりもする。

「法輪功」についてはCIAもどう利用するかを研究していることでしょう。シナ大陸崩壊シナリオの大きな一つのカードでしょうね。宗教的な強さは放っておけないですよね。
あとは、農民一揆や学生運動の扇動ですね。世界で生まれたくない身分の一つが中国の農民ですからね。開発をするといわれたら農地を奪われ流民になるわ、作物から課税はされるわ、発展の恩恵にはあずからないわで散々だ。人間なにが一番苦しいかって、不当に搾取されてチャンスがないことだ。社会主義市場経済ていうのはつらいね。負け組みには。この嫉妬のエネルギーを使うのですね。
「社会主義というのはどんな高尚な理屈をこねても結局嫉妬の原理だ」とヒルティは言いましたが、自由社会の中での嫉妬と、社会主義市場経済の中での嫉妬は、前者が悪で、後者は当然の権利からの善だと思えてしまいますね。身分制度があるんですからね。共産党幹部は２億くらいの上流階級以外の人間は人と思っていないですから。
by 梅太郎 (2005-07-26 15:41)