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シナ論・ジム・ロジャースの「Hot Commodities」 [金融投資]

ジム・ロジャースの「Hot Commodities」からの中国買いの理由を紹介します。

彼は言う-------------------------------------

中国は次の世界の偉大な国家になる。
20世紀はアメリカで21世紀は中国だ。

13億人を超える消費者市場
その消費者のうち3億人は20歳未満なのだ。(アメリカの全人口以上の希望に満ちた若人がいる)
中国は4400億ドルにのぼる外貨準備高を持つ(この統計は粉飾が難しい)

『CIA世界ファクトブック』によれば、「購買力平価」ベースで中国経済を世界の他国と比較すると、購買力平価はアメリカに次いで第二位であり、国内総生産では日本やドイツをはるかに上回る。

中国人は所得の40%ほどを貯蓄や投資に回しているし、信じられないほど働き者だ。

元が変動相場になっても上がろうが下がろうが元を買う。変動相場制に移行すれば、資金流入は増加するとさえ思う。


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証券会社からすすめられるステレオタイプのセールストークも、彼のような大投資家からこういうリコメンドがあれば、買わないのはバカではないかとさえ思う。が、中には、はあ?と思わざるとえない発言があるだろう。
貯蓄好きで働き者だ?確かに(借金をしてまでの)投資好きであることは有名だが、働き者だろうか?

ジム・ロジャースは、1984年以来、中国に6回もいっている。私は行ったことなんかない。常勝ファンドマネージャーなのだから、彼の目は節穴ではないだろう。
しかし、この意見はどうだろうか?
やっぱり、俺の方が中国を知っているのではないかとつい思ってしまう発言だ。
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歴史上、中国人はあまり戦闘的な人々ではなかったし、今では以前にも増して他国を侵略するような国民ではなくなっているのではないかと思う。

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最後に、中国の台頭を嫌う人は私もそうだが、必ずインドをたたえる。
ゼロを発見した国だとか、九九が19×19まで暗記しているとか、数学が強いから世界のITプログラマーの産地だとか。
しかし、彼のアンチ・インド論はこうだ。
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インドをまったくすばらしいと思わない。
インド人たちの精神が依然として反資本主義的だ。
自国の産業を保護するために、インドは最新の技術を国から締め出している。
この国のインフラは世界水準と言い難い。
インドでは国境の外で戦っていけるだけの資本や技術、活力が育っていない。
インドでは6歳から10歳の子どもの半分が小学校を中退する。
大学教育はエリートとコネものだ。外国の大学にあんなにインド人がいるのは、
自国に大学が少なすぎて需要をみたせないからだ。
カースト制度も残っており、女性の半分以上が文盲だ。


 


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